例えば、ショッピング以外にもキャッシングをする機会が多い人は、キャシング枠が多い方が何かと便利です
緊急にお金が必要になる人は、カードローンを契約するより、1枚のカードで様々な機能があり、かつ、ショッピングとキャッシング(借りる)ことに使えるカードの方が便利ですね!
この記事で分かること
- ライフカードのは海外利用のメリットが多く、キャッシング可能額が多いという特徴がわかります
- ライフカードのキャッシング方法や返済方法がわかります
- リボ払いの注意点などがわかります
- 毎月の返済金額のシミュレーションができます
ライフカードとは何?

ライフカードとは、大手消費者金融のアイフル子会社であるライフカード株式会社が発行するクレジットカードです。消費者金融系ではありますが、クレジットカードと消費者金融からの借入は別なので、このカードを持ったからと言って、いろいろな信用情報が悪くなるということはありません。
消費者金融のほうで借入をしなければ、信用情報が問題になることはありません。他の銀行等からの借入もできるので安心してください。
ライフカードの基本情報は以下の通りです。
世界で使えるMasterCard、VISAカード、国内で強いJCBカードいずれも作ることができます。
特典は下記の4つ
- ポイント還元
- 初年度ポイント1.5倍
- 誕生日月ポイント3倍
- ポイント付与率平均1.1%
貯まったっポイントは商品への交換や、他のポイントへのコンバートが可能です。
また、「学生カード」があるもの大きな特徴です。なかなか「安定した収入」がない学生向けに
- 総利用枠 30万円
- キャッシング枠 10万円
と上限は低いものの、専用の年会費無料のクレジットカードを発行できます。
親権者の同意が必要など条件はありますが、海外旅行や急な資金需要の発生時に対応可能で、専用のお問い合わせ窓口や、海外旅行傷害保険のデフォルトでの付与など特典がありますb。
学生はなかなかカードが持てないので、これはうれしいサービスです。もちろん、キャッシング(借りる)ことは通常のカードローンの場合、学生はかなり厳しいので、緊急時のためにもこのカードを持つメリットは多そうです。
ライフカードでお金借りる!キャッシングをしてみよう

ライフカードにもキャッシング機能が付いています。消費者金融系のため、キャッシング枠も高く、いざという時にはカードローンの代わりになります。
キャッシング利率
通常のクレジットカード | 18.0%/年 |
---|---|
ゴールドカード | 13.505%/年 |
学生カード | 15.0%/年 |
キャッシングとは?
まず「キャッシング」について簡単におさらいしておきましょう。
クレジットカードを持っている信用を利用して、お金を借りられるシステムです。通常お金を借りる場合、銀行からの融資やカードローンを思い浮かべますが、審査に時間がかかりますし、借入をすることは必ずしも得策ではありません。
キャッシングならば、借入、ローンではなく、現金をクレジットカードで前借りするイメージになります。銀行のキャッシュカードをちょうど持っていなかったり、銀行口座に今引き落とせる残高がなかったりする場合、キャッシュカードが使えないので、クレジットカードの信用によって、現金を引き出すことができます。
「ショッピング利用枠200万円(うちキャッシング可能枠200万円)」
というカードならば、ショッピングとキャッシングを合わせて200万円まで利用できます。
ライフカードのキャッシング利率など【金利】
ライフカードのキャッシング利率等は下記のとおりです。ゴールドカードは審査が厳しく、かつ年会費が10000円かかることに注意しましょう。わざわざ持たなくてもいいと思います。
ライフカード(標準) | 学生専用カード | ゴールドカード | |
---|---|---|---|
(利用可能枠内での利用) |
|||
実質年利18%(100万円未満) (遅延損害金/実質年率20.0%) |
(遅延損害金/実質年率20.0%) |
(遅延損害金/実質年率20.0%) |
|
・リボ払い(残高スライド元利均等返済方式) |
・リボ払い(残高スライド元利均等返済方式) |
・リボ払い(残高スライド元利均等返済方式) |
|
※キャッシングを受ける場合
提携金融機関ATMやコンビニATM:1万円単位
オンラインキャッシング(ネットで指定口座へ振り込み):1万円以上1円単位
となっています。口座引き落としが間に合わずキャッシングしたい場合、オンライン振込の方が無駄がありません。
お手持ちのクレジットカードがキャッシング可能か他社のクレカとの違いをこちらの記事で簡単にわかります。「クレジットカードでお金借りる!キャッシングできるカードの比較全まとめ!」
ライフカードキャッシング4つのメリット

ライフードでのキャッシングには、大きく分けて4つのメリットがあります。
1.全国14万台超のATMで引き出しOK
ライフカードは全国にある銀行やコンビニ14万台以上のATMでキャッシングが可能です。
お金に困れば、引き出せるATMを探すのは難しくないはずです。
2.口座振り込みならば即時入金も可能
キャッシングは現金(お札)ATMから引き出すだけでなく、自分の銀行口座へネットバンキングのように入金することも可能です。
気付いたらショッピングや公共料金の引き落としの前日で、困ってしまった・・という場合でも、すぐに口座入金が可能なので難を逃れることができます。
3.海外でのキャッシングに強い
クレジットカードのキャッシングは海外でもATMから行えるものが多いのですが、ライフカードの場合、海外アシスタントサービスや学生カードの「5%キャッシュバック還元」、海外旅行保険自動付託サービスなどがあり、お守り代わりに持っていくと、キャッシングだけではなくいざというときに付随のサービスも受けられます。
4.キャッシング利用枠が多い
繰り返しになりますが、ライフカード(学生カード以外)の場合、キャッシング利用枠が他のクレジットカードと比較して高めになっています。
他のクレジットカードの場合、キャッシング利用枠はせいぜい30万円~100万円です。しかし、ライフカードは200万円ですから、いざという時の保険として非常に有用だとわかります。
ライフカードキャッシングの返済方法
一括払いも、ショッピングで利用した支払いと同じタイミングで、指定口座から引き落としされます
前倒返済も可能ですが、銀行振込か口座引き落としのみで、ATMから現金を返済することができないということです。
ちょうどまとまったお金が手に入ったから、コンビニのATMから返済しよう、ということができません。
余裕を持って、銀行が空いている時間、ないしネットバンキングから前倒し返済することになります。
リボ払いの場合「残高スライド元利定額方式」になり、前月に返済が残っている金額に応じて、次の返済金額が決まります。
前月末残高 | 支払い額 |
---|---|
1円~20万円 | 10,000円 |
20万円超~40万円 | 20,000円 |
40万円超~60万円 | 30,000円 |
60万円超~80万円 | 40,000円 |
80万円以上未返済残高ある場合、20万円あたり10,000円単位で支払い額が増えます。
つまり、160万円キャッシングした場合、返済額は40,000円+40,000円((160-80)÷20×1)=80,000円翌月には返さないといけません。
給料日次第ですが、翌々月払いの場合それだけ日割りの金利も高くなるので注意してください。一括払いの場合は、支払利息は最短で26日(末日キャッシング翌月27日払い)、最長で67日(7月1日キャッシング翌々月(9月)3日払い)になります。
ライフカードの支払額を計算!一括払いとリボ払いシミュレーション!
実際にいくら支払うことになるのか、計算してみましょう。
70万円キャッシングしたケースを念頭に計算してみます。
金利は100万円未満なので18.0%です。
- 6月30日に70万円キャッシングして一括返済
- 6月30日に70万円キャッシングしてリボ払い
それぞれをまとめて表にしてみました。
返済方法 | ①一括払い | ②リボ払い |
キャッシング日 | 6月30日 | 6月30日 |
キャッシング金額 | ¥700,000 | |
総返済額 | ¥710,356 | ¥895,821 |
支払利息 | ¥10,356 | ¥295,821 |
利用期間/返済回数 | 30日 | 48回 |
返済シミュレーションはこちらを参照
キャッシング返済シミュレーション(一括払い)
キャッシング返済シミュレーション(リボルビング払い)
安易にリボ払いにすると、総返済額はかなり多くなってしまうので注意してください。
リボ払いでは利率が高いので注意!
利率は一括払いとリボ払いで変わらないのですが、リボ払いの場合、ライフカードのキャッシングではそのままにしておくと返済額、返済回数が自動的に決まるので、結果的に、最初にキャッシングした元金×約30%~40%の利息が付いてしまいます。
上記の70万円キャッシングした例では
返済金額は下記のようになります。
1回目~4回目 | 4万円 |
---|---|
5回目~12回目 | 3万円 |
13回目~26回目 | 2万円 |
27回目~47回目 | 1万円 |
48回目 | 残り5821円 |
繰り上げ返済は可能

ライフカードでは、家計に余裕ができたり、一時的にボーナスが出たりして、返済能力が上がった時に、繰り上げ返済が可能です。
これによって、リボ払いの必要がなくなり、支払いを早く終わらせることができます。
そうすれば40%もの利息を払わずに済みます。
繰り上げ返済を希望するときは、ライフカードインフォメーションセンターへお問い合わせください。
ATMリボ払い返済は非対応

小銭ができたときに、ATMからリボ払いの返済ができれば・・と思う方もいますが、残念ながらライフカードではコンビニATMからの返済には対応していません。
銀行振込かインフォメーションセンターに問い合わせて、口座振替を繰り上げてしてもらうことになります。
海外でお金を借りる際におすすめのライフカードだが注意点も!

最後に海外でのキャッシングについてお話しします。
ライフカードのキャッシングは海外150か国を超える地域で利用でき、100万台のATMから現金の引き出しが可能です。
- 海外旅行に最大8%OFFで行ける「リロの旅デスク」
- 海外アシスタンスサービス(専用問い合わせ窓口)
- 割引料金でのトラベルグッズ購入
- 海外おみやげ宅配サービス
- (学生カードのみ)ショッピング5%キャッシュバック
という特典があります。
ただし、ライフカード入会時は、キャッシング返済、支払いは一括1回払いとなっており、リボ払い設定になっていません(国内がリボ払いでも)。
もし、キャッシングをリボ払いにしたい場合、入会後、インフォメーションセンターまで問い合わせて変更手続きを取ってください。
海外でのキャッシング支払い方法は、クレジットカードによって、一括払いとリボ払いそれぞれに自動的に設定されているケースがあり、確認が必要です。
ライフカードでお金借りる方法 まとめ
- ライフカードは消費者金融アイフル系のクレジットカード
- クレジットカードだけなら信用情報で問題にならない(消費者金融からの借入にはならない)
- キャッシング枠が200万円でクレジットカードの中ではかなり高い
- 学生向けの専用カードもあり審査はそれほど厳しくない
- 銀行やコンビニATMでの引き出しや口座への振り込みができる
- 海外旅行者向けの各種サポートが充実している
- リボ払いにした時の返済はコンビニATMではできないので注意する(口座振替か銀行振込)
- 借入額によって自動的にリボ払いの毎月返済が決定する
- 海外でキャッシングした場合、一括払いに設定されているので、リボ払いしたい人は事前に手続きを取って変更する必要がある